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優先席のスマホ携帯マナー 混雑時のみNGの理由とは? [ニュース]

関東甲信越東北での電車内優先席付近での携帯電話のマナーの見直しがありました。

これで「優先席でも気にせずスマホが使えるぞ!」と中には意気揚々な方もいると思います。

しかし「混雑時は除く」という条件付きなので注意が必要です。

なぜ混雑時が携帯使用NGなのかその理由をお伝えします。








2015年10月から電車内における優先席でも携帯やスマホの使用がOKになりました。
にもかかわらず、混雑時には電源を切らなければなりません。

混雑時に携帯電話の電源を切らなければいけない理由は、
実は今までと変わりません。

それは心臓ペースメーカーに影響を及ぼすためです。


少し話がそれますが、
元々、携帯電話使用禁止になっていた理由は、
携帯の電波がペースメーカーに悪影響を及ぼすと考えられていたからでした。


しかし、実際に何年もの間、携帯電話の電波が原因で、
電車内において心臓ペースメーカーに異常をきたし、
死亡するという例が世界からみても1件も報告がなかったのです。


今回総務省により優先席付近での携帯電話の使用が緩和された理由は2つあります。

①携帯の電波が医療機器に悪影響を与える確率が低いこと
②スマホの普及によって携帯電話の利用形態が変わってきたこと


①の携帯の電波が医療機器に悪影響を及ぼさないことが分かったなら、
これ以上規制する意味は確かにありません。

②のスマホの普及によって緩和については、
今のスマホはヘルスケアのアプリなどで健康にも役立つものが増えてきたからだと思います。


また、本当に緊急時に優先席付近で携帯電話が使えないと、
本来優先席を利用する優先される本人も困ってしまいます。

病気や怪我、妊婦さんなど緊急時に携帯で連絡がとれれば、
1秒でも早く救われるかもしれないのです。

では、それなのに、なぜ混雑時には携帯スマホを使ってはいけないのでしょうか?








それは、携帯電話の電波が医療機器に悪影響を及ぼす可能性がゼロではないからと言われています。
これも理由が2つあります。

①心臓ペースメーカーなどの医療機器は携帯電話と近づきすぎると誤作動をおこす可能性があるため
②3GやLTE、WIMAXは問題ないが新電波提供があったときに問題を起こす可能性があるため


いくら携帯の電波が影響がないとはいえ、混雑時など密着してしまうと、
万一誤作動により体調不良が発生した場合、
医療機器利用者がその場から離れることが出来ないからです。

比較的電車内が空いていれば、身体に異変を感じたらすぐその場を離れることが出来ます。

この混雑時電源オフの定義は「身体が密着しない程度」と言われています。
満員電車時だけは、引き続き優先席付近での携帯やスマホの電源はオフにしないといけません。


また、技術の発達でスマホの電波はどんどん新しいものが利用されます。

今後新電波が問題を起こしてしまう可能性があるので、
混雑時だけは電源をオフにしておくということですね。


いくら今回電車内での携帯電話使用が緩和されたと言っても、
車内での通話は控える、優先席では身体の不自由な方に席を譲るなど、
基本的マナーは守ることが大切ですね。


混雑時における優先席での携帯電話使用についてご理解いただけましたでしょうか。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

以上の点に注意して快適スマホライフを送りましょう!

関連記事:優先席携帯使用緩和した鉄道37社一覧|あなたの利用する電車は大丈夫?





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