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森進一が弟(医師)の葬儀に参列しなかった理由 医者として育て上げた苦労の日々 [有名人]

森進一さんは家族思いで知られています。

それにも関わらず、医者にまで育て上げた弟の葬儀には参列しませんでした。

一体どのような理由があったのでしょうか?

弟さんが立派な医師になった経緯と、森進一さんの家族に対する思いをみていきます。








森進一さんは愛する弟を2011年2月に亡くなっています。

家族貧困で共に苦労してきた日々…

弟を医者にさせるために頑張ってきた森進一さんにとって、
肉親の死はとても辛く悲しいものだったはずです。


世間では「兄弟の葬儀に参列しないなど薄情だ」などと避難されましたが、
本当は参列したくても出来なかったのです。

理由は2つあります。

まず、森進一さん自身も病気だったから。
C型肝炎、うつ病、さらには、肺がんまで患っていました。

なかでも問題なのは持病がC型肝炎であるということ。

弟の葬儀の時、持病が発症してしまい参列できなかった可能性が一番高いのです。


そして二つ目の理由。

実は森進一さんはデビューして45周年記念のファンイベントが予定されていたのです。

一般人ならまだしも歌手として活動している以上、
ライブやイベントは中止にできませんから、行けなかったのです。

だからどうか、弟さんの葬儀に参加しなかったことは非難しないであげてください。



森進一さんは子供の頃とても貧しい生活を送っていました。

兄妹がほかに二人いて、弟と妹がいます。

両親は小学4年に離婚し、それを母親一人で育て上げてきたと言われています。








そんな苦労している母をみて森進一さんは、

母の夢でもあった弟を立派な医師に育てること、
妹は恥のない女性に育てて無事嫁に出すこと、

この二つを常に胸に秘めて音楽活動していました。


特に弟に関しては、仮に歌手が上手くいかない場合は、
別の仕事をしてでも必ず医師の免許がとれる学校に通わせると誓ったほどです。


道は相当険しく、朝の新聞配達や飲み屋でアルバイトしたり、時には公園で野宿したり…
終いには大切な母の死を経験したり…

しかしそんな逆境の中、森進一さんは歌手として成功させ、
弟を医師の子供が多い慶應高校と、
日大医学部に入学させることに成功しました。


そして最後には、弟を立派な医師になることができたのです。

母の夢、そして自分の決めた念願の夢を達成したのです。


その後、弟さんは森進一さんにはない立派な学歴を持つことができ、
医者として活躍されました。


もちろん、妹さんに関しても、
音楽事務所の社長を務めるしっかりとした女性に育てることに成功しました。



森進一さんは根っからの家族思いの方というのは分かって頂けましたでしょうか。

どんな逆境でも負けない。
夢を叶えるためにひたすら行動…心より尊敬します。

これからも応援して行きたいと思います。





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